「好きなことだけでビジネスを設計する」
というのは起業の醍醐味ですよね。
でも、それを実現するためには、
「面倒な準備」を引き受ける必要があります。
面倒準備の第1関門は、
スキルや経験の商品化です。
よくスキルや経験を
お金にするっていいますが、
単に、それらがあれば
すぐマネタイズできるわけでないですよね。
スキルや経験を
「相手が受け取りやすいようにパッケージ化する」
=商品化
ってプロセスが必要ですよね。
で、この商品化のために
先にやるのがコンセプト作りです。
鯨井はお客さんとコンセプトづくりをする時は、
嫌なことを最初に見ておこうねと
お伝えしています。
これはイヤなことのせいで
途中行動にブレーキがかかっちゃうのを
防ぐためにです。
「こういうタイプの人に来て欲しくない」
↓
そういう人はお客さんにしない
「毎日机に向かうのがイヤ」
↓
カフェで仕事したっていい
・・・などで解消できますよね。
ところが、
「それまでイヤがってたら、
ビジネスにならんがな!」
ということがあるんです。
どんなことだと思いますか?
それは・・・
↓
↓
↓
/
好きな部分だけやって
責任取る部分はやりたくない!
\
ってパターン。
本人が気づいてないけど、
無意識レベルでこうなってる人、多いです!
総じてみなさん、
スキルの勉強は大好きで、
手法にばかり目が向いて、お客さんを見てない。
さらには、
ビジネスの勉強をしてないです。
自分の経験やスキルをマネタイズするには、
手順も責任も伴います。
これこそが最大の「面倒」!
起業で成功する人は、
この面倒をみんな自分で引き受けます。
ところが・・・
「責任を取るなんて自分でしたくない、
誰かやって!
私自分のやりたいところだけやるから」
って、おこちゃまみたいないことを
心の中で思っている人は、
いざ本格的に準備をしようとすると
「動けない」
「やりたくない」
「やらなくていいかも」
となんだかんだ理由をつけて
やらなくなっちゃいます。。。。
このパターン、よく見てきました。
正直、鯨井もなりかけました。
「やりたい部分だけやって、
後始末は誰かにやって欲しい」
と思うのって
まさに子供の発想&行動パターンです。
子供の純粋さ、
エネルギーは
行動の大事な源泉ではあるけど
それをビジネスとして届ける、
責任を取るというのは
大人の次元の話。
これは起業において、よく出てくる話です。
脳という表現をせず、
「女性性」「男性性」という言葉を使う人もいれば
「下請けマインド(従業員マインド)」「起業家マインド」
として説明する人もいます。
使う言葉は違っても、
形にする、責任を取る部分になると
動けなくなるのというのは同じ。
だから、
「コンセプトが定まらない」
「先を考えると行動にブレーキがかかる」というなら、
ビジネスマインドの勉強と
子供脳から大人脳に切り替える
トレーニングをおすすめします。
子供脳と大人脳の話は、
またとりあげますね!
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