キング牧師も使っていた胸打つ「伝え方」の法則

こんにちは、
言語化コンサルタントの
鯨井いづみです🐳


あなたは、

「突発的にアイディアや思いが降りてくる』

なんてこと、ありませんか?



おそらく誰でも
大なり小なりありますよね。




昨日私は突如、
キング牧師のスピーチを
思い出しました。



アメリカで人種差別撤廃を訴えた
1963年の有名なあの演説。



I have a dream

英語の教科書に載っていることもあったので、
ご存知の方も多いのではないのでしょうか?




なぜ彼のスピーチは
あんなに人々を共感させたのか?

そして、

今でも私たちの胸を打つんだろう?




そこで、
原文(英語)と日本語訳を
読んでみたんです。




「あーなるほど!」

と思いました。



キング牧師は
共感を生む「伝え方」のツボを
押さえていたんですね。




彼が使っていた
「伝え方」のツボ



それは・・・


・・・


・・・





臨場感の出る言葉で
ヴィジョン(未来)を表現する

です。


鯨井、アメリカ史の知識がないので、
背景などへの考察は足りないと思いますが、

シンプルに言語化屋の視点で
解説させてもらいますね。

特に有名な部分、

原文:

I have a dream that one day on the red hills of Georgia,
the sons of former slaves and the sons of former 
slave owners will be able to sit down together
at the table of brotherhood.


訳:
ジョージア州の赤土の丘で、
かつての奴隷の息子たちと
かつての奴隷所有者の息子たちが、
兄弟として同じテーブルにつくという夢である。


**

この1文の中で、

・「ジョージア州」という実在の場所

・「赤土」の丘という色が入った環境

・「テーブル」につくという場面

のように
具体的な言葉を入れて情景を伝えているんです。


これなら、
ジョージア州に行ったことのない人でも
映像をイメージすることができます。



しかも、

・「かつての奴隷の息子たち」と
  「かつての奴隷所有者の息子たち」という登場人物

彼は人種差別関係を
過去形として伝えています。

予祝もやっているわけです。

当事者だったスピーチの聴衆は
そのシチュエーションをイメージして、

「こんな平和で穏やかな未来が叶ったら!」

と心から願ったことでしょう。



キング牧師は
ヴィジョン(未来)を共有することに
成功したんですね。




もしこれが

「今奴隷の人も、奴隷の所有者も
 兄弟として同じテーブルにつく」

と伝えていたら、

「そんなの、できっこない夢物語」だと
聞き手がシャッターを下ろしていたと思います。




よく
「イメージできることは実現できる」
といいます。


キング牧師は、
それを国という大きな単位で
証明してくれたんですね。


日本語・英語とか関係なく
「人間の心理」と「伝え方の法則」は、
万国共通・普遍です。



つまり、
この2つ押さえれば、

あなたの発信にも
世界中の人と共感し合える
可能性があるということ。



でもその前に、

発言・発信している本人が

「心の底から本当にそう思っているか」(=コミット)

が大事だったりします。




キング牧師は本気で強く強く

「かつての奴隷の息子たちと
 かつての奴隷所有者の息子たちが、兄弟として同じテーブルにつく!」

と思っていたことでしょう。



それは
音声スピーチじゃなくても、

熱量として
文字と行間から

しっかり伝わってきます。



熱量が出ると
人の巻き込み力も
現実に変える力も倍に、

いえ、
もう数10倍、
数100倍に変わります。

心からコミットする仕事がしたいのに、
もうひとつ熱が乗らない、



そして伝え方が
分からないという方、

「欲しい未来像」を具体的に言語化してみませんか?



興味がある方がいたら
ワークショップなど考えますので、
コメントやメッセージなどもらえると嬉しいです。

(こちらからどうぞ、ニックネームでもいいですよ!)https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfkDSqu-jg3MhChLqpFTOlCc-iZwVcZnfGXqizcp-M002vUbg/viewform



I have a dream
出典:American center Japan
https://americancenterjapan.com/aboutusa/translations/2368/

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