立ち位置を言葉にすると選ばれる

こんにちは、
言語化コンサルタントの
鯨井いづみです。


お客さんが同業者の中から
あなたを選んでくれる時、

何で判断しているか
わかりますか?

見た目?
それも大事だけど笑

答えをすぐ言っちゃうと、
それは「あなたの言葉」です。

例えば・・・

あなたが
ピアノの先生だとしたら、

シンプルに

「ピアノ教室」

というのと、

「大人専門ピアノ教室」

というのでは、

集まってくる生徒さんが
違いますよね。

(教室のインテリアの違いまで
 妄想できそう?!)



さらに、
もうちょっとアレンジして、

「大人のための
 やり直しピアノ教室」

にしてみたら、

子供頃に習ったことのある人、
他の教室で挫折した人など
経験者が反応しますよね。

教室名を見て、

「またやってみたかったんだよ!」

と背中を押されるような
気持ちになってくれるでしょう。

こんな感じで、

たくさんある
ピアノ教室の中での
あなたならでは立ち位置を決める。

これをポジショニングといいます。

これが、
ハッキリ分かる言葉にしてあると、

お客さんにとっては

「他のピアノ教室と何が違うのか」

専門性も分かるので、
選びやすいですよね。

しかも
あなた自身にとっても、

「来て欲しい
 お客さんを言葉で引き寄せる」

ことにもなります!

Win-Winなわけです🎵

ところが・・・

こういった
「ビジネスの初期設定」的なことを

やろうとしない人って
いるんですよね。

こんなことを言う人も
見かけました・・・

「私は、みんなを救いたから、
 お客様を限定するようなことは
 したくないんです」

「間口を狭くするようなことを書いたら不利。
どんなお客様もウェルカムにした方が
たくさん人が集まる=売上げが増えるでしょ?」

はいっ!ダメーッ!!!
(トム・ブラウン風)

こんな間違った思い込みのせいで、
長年売れずにいる人、
少なくありませんっ!


「どんなお客様でもいい」

と思ってると、

お客様側も
「誰に習ってもいい」と
思っている人がやってきます。

誰に習ってもいいってことは、
あなたじゃなくてもいい。

それでは、
他のサービスと比較されるし、

すぐ乗り換えされて
しまうかもしれません。

専門性や独自性、
「どんな人に合っているサービス」なのか、

明確に言葉にしておかないと、
方向性がブレブレになって、

本来提供できる価値を
見失って迷走してしまうんです・・・

そうしているうちに、

「お客さんは価格を安くすれば喜んでくれるはず」

「安くないと選んでもらえない!」

と、低価格競争に
自ら突進してしまう人を
何人も見てきました・・・(涙)


低価格競争は、
競合が多くても戦える
資本がある法人組織がやること。

私たち個人がウッカリ
それをやってしまうと、

何年も十分な売上をつくれず、
疲弊します・・・


経済的に行き詰まり、
自信も奪われちゃう・・・

これは、
リアル店舗でも
オンラインでも同じ。

サービスの有形・無形問いません。



だから、自分の立ち位置を
決めることって大事なんです。

立ち位置を決めることは、
居場所を定めることに似ています。



「はーい!
 お探しの場所はコッチですよー」

と、旗を振って
探してくれる人に
合図してあげるかんじでね。



お客様が見つけやすいように
あなたならでは立ち位置を見つけて、
コトバにしましょう!

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